釣り用タモおすすめ10選|長さ・枠サイズの選び方を初心者にもわかりやすく解説

釣りを始めたばかりの頃は、ロッドやリール、ルアーにはこだわっても、タモは後回しになりがちです。

「魚が大きくなったら買えばいい」

「小さい魚なら抜き上げればいい」

そう考えている人も多いと思います。

しかし、チヌやシーバス、エギングで良型のアオリイカが掛かったとき、足場の高い堤防ではタモがないと取り込めないケースが普通にあります。

せっかく掛けた魚を最後の最後で逃がさないためにも、ショアの釣りではタモを用意しておきたいところ。

今回は、チヌ・シーバス・エギング・根魚・サワラなど、さまざまなショアフィッシングで使えるタモの選び方とおすすめモデルを紹介します。


目次

タモは「魚のサイズ」だけで選ばない

タモを選ぶときに最初に考えるのは魚の大きさ……と思いがちですが、実は最も重要なのは釣り場の高さです。

魚が40cmでも、水面まで5mある堤防なら5m以上のタモが必要になります。

逆に、水面がすぐ足元にある低い護岸なら、5〜6mの長いタモは必要ありません。

タモ選びは、

①釣り場②対象魚③釣り方

の順番で考えると失敗しにくくなります。


タモの長さは何mがおすすめ?

一般的な堤防で使うなら、5m前後が最も無難です。

実際に現在販売されているタモでも4.5〜6m程度が一般的な堤防用として扱いやすい範囲とされています。(マイベスト)

目安としては、

釣り場

おすすめの長さ

水面が近い護岸・小規模堤防

3〜4m

一般的な堤防

5m前後

足場の高い堤防

6m前後

沖堤防・非常に高い場所

6〜8m

ただし、長ければいいというわけではありません。

タモは長くなるほど重くなり、魚をすくうときの操作性も落ちます。

例えばダイワのランディングポールIIは、4.05mで506g、5.06mで587g、6.04mで695g。長さが増えるほど重量も増えています。(大和証券)

普段行く釣り場の水面までの高さを確認してから購入することが重要です。


迷ったら5m前後がおすすめ

「いろいろな堤防で使いたい」

「チヌもシーバスもエギングもやる」

という人なら、まず候補にしたいのが5m前後

短すぎて届かないという失敗をしにくく、6mクラスほど重くなりすぎないため、汎用性があります。

ただし、普段から水面まで2〜3m程度しかない低い護岸でしか釣りをしないなら、4m前後のほうが使いやすいでしょう。


タモの枠は何cmがおすすめ?

次に重要なのがタモ枠の大きさです。

魚種によって適したサイズが変わります。

チヌ・グレ

40〜45cm前後

チヌやグレを中心に狙うなら、大きすぎない枠のほうが取り回しやすくなります。

アオリイカ

45〜50cm前後

エギングなら、春の大型アオリイカまで考えて45〜50cm程度が使いやすいサイズ。

シーバス

50〜60cm前後

シーバスは細長いので、ある程度幅のある枠が使いやすくなります。

根魚

40〜50cm前後

キジハタなどの根魚なら、それほど大きな枠は必要ありません。

サワラ・大型魚

50〜60cm以上

大型魚まで想定するなら、余裕のあるサイズがおすすめです。


丸型とオーバル型はどっちがいい?

タモ枠には大きく分けて丸型とオーバル型があります。

丸型

昔からある一般的な形。

チヌやグレなど、比較的コンパクトな魚を狙う場合に使いやすい形です。

取り回しもしやすく、タモを初めて購入する人にも扱いやすいでしょう。

オーバル型

横幅が広いタイプ。

シーバスなど細長い魚をランディングするときに魚を入れやすいのがメリットです。

ルアーフィッシングを中心にするなら、50〜60cm程度のオーバル型も非常に使いやすい選択肢です。


網はラバー系がおすすめ

ルアーフィッシングで使うなら、個人的にはラバーまたはラバーコーティング系のネットがおすすめです。

理由は、ルアーのフックが絡みにくいから。

ナイロン網にトリプルフックが絡むと、魚を外した後のルアーの処理がかなり面倒です。

一方、ラバー系は比較的フックを外しやすく、魚へのダメージを抑えやすいのもメリット。

ただし、ナイロンより水の抵抗を受けやすく、重量も増えやすいというデメリットがあります。(マイベスト)


エギングならタモとギャフどっち?

エギングではギャフもよく使われます。

特に大型アオリイカを専門に狙う人は、ギャフを選ぶケースもあります。

ただ、いろいろな釣りをするならタモのほうが圧倒的に汎用性があります。

チヌを釣ったらチヌをすくえる。

シーバスもすくえる。

根魚もすくえる。

アオリイカもすくえる。

サワラが掛かっても対応できる。

エギング以外もするなら、まずタモを1本持っておくのがおすすめです。


タモジョイントは必要?

タモ枠を折りたためるようにするのがタモジョイントです。

ランガンする人にはかなり便利。

エギングやシーバスのように釣り場を歩き回る釣りでは、タモ枠を折りたたんで持ち運べるだけでも快適性が大きく変わります。

ただし、ジョイントは可動部品なので、塩や砂が入ったまま放置するとトラブルの原因になります。

海釣りで使った後は、シャワーなどでしっかり洗っておきましょう。


釣り用タモおすすめ10選

ここからは、ショアフィッシングで使いやすいタモを紹介します。

1.ダイワ ランディングポールII

ショア用タモの定番モデルのひとつ。

4m・5m・6mクラスが用意されており、釣り場に合わせて選びやすいのが特徴です。

5mモデルは全長5.06m、仕舞寸法70.5cm、重量587g。

また、固着防止リングやショルダーベルトなど、実釣で使いやすい装備も備えています。(大和証券)

おすすめ度:★★★★★

「初めてちゃんとしたタモを買う」という人にもおすすめしたい定番です。


2.シマノ マルチランディングシャフト

シマノ派なら候補にしたいランディングシャフト。

タモ枠と組み合わせて、自分好みのランディングネットを作りたい人にも向いています。

シャフト単体で選ぶことで、枠やネットを好みに合わせられるのがメリット。


3.テイルウォーク CATCHBAR 改 550

5.5mクラスのランディングシャフト。

長さと携帯性のバランスを取りたい人におすすめです。

ランガン系のルアーフィッシングとも相性がよく、エギングやシーバスなどにも使いやすいモデルです。


4.メジャークラフト ソルパラ ランディングシャフト

できるだけ予算を抑えながら、メーカー品を選びたい人におすすめ。

「タモにそこまで高額なお金を掛けたくない」という初心者にも選びやすいモデルです。

チヌやシーバス、エギングなど幅広い釣りに使えます。


5.プロックス 磯玉の柄 小継 剛剣

長めのタモをリーズナブルに用意したい人向け。

足場の高い堤防など、長さが必要な釣り場で活躍します。

「とにかく届くタモが欲しい」という人は候補に入れておきたいモデルです。


6.プロックス オールインワンソルト

・ラバーコートネット付アルミ枠+タモホルダースリムボディ+ランディングジョイント
・張りのある硬さの高バランス設計
・スムーズな振出を可能にするクッションフィルター内蔵エアーホール付尻栓

タモホルダーとジョイントセットはかなりいいですね!

タモを初めて購入する人に便利なのが、枠やネットまでセットになったオールインワンタイプ。

シャフトと枠を別々に選ぶのが面倒なら、最初からセットになったモデルを選ぶのもアリです。


7.ダイワ ランディングポールII 磯玉網

シャフトとタモ枠をまとめて揃えたいならこちら。

5mクラスでは45cm枠と60cm枠、6mクラスでも45cm・60cm枠のセットが用意されています。(大和証券)

「買ってすぐ使えるタモが欲しい」という人に向いています。


8.メジャークラフト ファーストキャスト ランディングセット

シャフト・枠・ネットを一式揃えたい初心者向け。

タモを初めて購入するときは、

「シャフトは何を買う?」

「枠は何cm?」

「ネットは別売り?」

と迷いやすいもの。

セットなら選ぶ手間を減らせます。


9.テイルウォーク CATCHBARシリーズ

持ち歩きやすさを重視するルアーアングラーにおすすめ。

エギングやシーバスなど、釣り場を歩きながら魚を探すスタイルでは、タモそのものの重量や仕舞寸法も重要です。


10.高品質なランディングシャフト

予算に余裕があり、

「とにかく軽くて操作しやすいタモが欲しい」

という人は、高価格帯のランディングシャフトも候補になります。

例えばダイワのトーナメント磯 玉の柄には5m・5.5m・6mがあり、5mモデルで385g、5.5mモデルで437g、6mモデルで515gと、長さに対して軽量に仕上げられています。(大和証券)

ただし、タモはロッドほど頻繁に買い替えるものではないため、最初から高級品にする必要はありません。


釣り方別ならこのサイズがおすすめ

ここまでを簡単にまとめると

釣りシャフト
チヌ4〜5m40〜45cm
グレ4〜5m40〜45cm
エギング4〜5m45〜50cm
シーバス5m前後50〜60cm
根魚4〜5m40〜50cm
サワラ5m前後50〜60cm
いろいろな釣り5m前後50〜60cm

もちろん、これはあくまで目安で

最優先するのは釣り場の高さです。


いろいろな釣りをするなら「5m+50cm前後」が万能

チヌもやる。

エギングもやる。

シーバスもやる。

たまにはサワラも狙う。

そんな人なら、私は

5m前後のシャフト+50cm前後の枠

を最初の1本としておすすめします。

もっと大型魚を意識するなら60cm。

チヌやエギング中心で軽さを優先するなら45cm前後。

このくらいの考え方で十分です。


タモは「使うか分からない」からこそ持っておきたい

タモは、魚が掛かるまではほとんど出番がありません。

だからこそ、

「今日はタモいらないかな」

となりやすい道具です。

しかし、いざ良型が掛かったときにタモがなければ、魚を安全に取り込めないことがあります。

特に足場の高い堤防では、無理な抜き上げや身を乗り出してのランディングは危険です。

タモがあれば、魚を安全に取り込めるだけでなく、無理な体勢を取らずに済みます。


まとめ|最初のタモなら5m前後が万能

ショアフィッシング用のタモを選ぶなら、まず確認したいのは釣り場から水面までの高さです。

そのうえで、

  • チヌ中心 → 40〜45cm
  • エギング → 45〜50cm
  • シーバス → 50〜60cm
  • 根魚 → 40〜50cm
  • サワラなど大型魚 → 50〜60cm

を目安に選べばOK。

そして、いろいろな釣りを1本のタモでカバーしたいなら、

「5m前後+50cm前後」

が非常に使いやすい組み合わせです。

タモは釣果を増やす道具ではありません。

でも、掛けた魚を最後まで獲り切るためには欠かせない道具です。

「いつか必要になるかも」と思っているなら、魚を逃してから後悔する前に、自分のよく行く釣り場に合った1本を用意しておきましょう。

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この記事を書いた人

アニキ|釣りログ運営
伊勢湾を中心に、ルアー釣りを実践ベースで発信。
サワラ・青物・タイラバなど実際に釣って検証した情報だけをまとめています。
「釣って、試して、伝える。」をモットーに初心者でも再現できる内容を重視しています。

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